2023年04月30日(日)13:00~15:30
学びクリエイトミーティングVol.7では臨床検査技師さんと看護師さんのお二人をお招きしてお話を伺いました。
おひとり目は,大学で現在教鞭を執っていらっしゃる臨床検査技師の關谷暁子さんです。 漫画家になることも夢のひとつだった關谷さん。アウトブレイクという映画をきっかけに臨床検査技師の道へ。臨床の現場から教育の現場へ軸を移した現在,得意のイラストを活かしつつ,自らが受けもつ講義や「いしかわ多職種連携教育プロジェクトあいまいぴー」というコミュニティでも活躍中です。
大学では關谷先生,様々なコミュニティの中では關谷さん,自宅ではお母さんとして,日々過ごす中で,時には挫折感を感じることもあるけれど,Rice WorkとLike Workを楽しんでいる今について,学生さんへのアドバイスを交えつつ語っていただきました。
- Graphic Recording - by Akemi TAKAHASHI
おふたり目は,手術室で培った経験を活かして,企業で働いていらっしゃる看護師の間瀬綾子さんです。
学校を卒業後,最初の勤務部署が手術室になることが分かったときは大号泣したという間瀬さん。手術室でのお仕事をスタートしてからしばらくたったある日,看護師経験のある患者さんから「あなた,手術室での看護が本当に好きなのね。」といわれたことで,「自分は手術室に向いているんだ!」とハッとしたそうです。。
手術室での治療は医師の技術が重要です。医師が手術手技を習得する方法のひとつに「献体」での医療技術トレーニングがあります。間瀬さんには現在,手術室での看護経験を活かして,医療技術トレーニングの企画運営を行っている企業で活躍されている様子を語っていただきました。
- Graphic Recording - by Akemi TAKAHASHI
参加した方々からは, 「いろいろなことに取り組んでいらっしゃる關谷さんはどうやって時間管理をしているのだろう?」という声も.
実際に關谷さんの大学で講義を受けている学生さんからは 「關谷先生は気さくに話しやすい先生.いつも元気で講義も楽しい.」という情報も.
また, 「自分の居場所を見つけて楽しむことも大切ということがわかった」という感想もありました.
間瀬さんのお話を聞いたみなさんからは, 「医師の技術向上のためにこのようなトレーニングの場があるということを初めて知った」という声や
「腹腔鏡手術でカメラ保持が業務として認められた臨床工学技士にも今後関係するかもしれないですね」
などといった感想や意見をいただきました.
Comments